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縫製

のぼり旗には、一般的に「ヒートカット」という方法で
布端の処理がされるので、 それほど縫製の過程は多くありません。

 

のぼり旗をよく見ていただくと気づくかもしれません。
のぼり旗の生地の端は縫製されていないのです。
切りっぱなしのようになっています。

 

でもほつれてこない。この不思議のしくみがヒートカットなのです。

ヒートカットの仕組み

「ヒートカット」とは熱のカッターを利用して布を切ることで
布端が溶けてほつれなくなるというものです。

 

これは、のぼり旗に使用される生地がほとんどポリエステルなどの
化繊であることからきています。

 

布のカットとともに、布端の処理がされるという素材の特性を生かした
大変合理的な方法です。

 

また、布端に縫製がないことで、布の軽さを損なうことなく
のぼり旗独特の動きが出るのです。

 

動きのないのぼりとはもはやのぼりではないような気さえしませんか。
それでは横断幕になってしまいます。

 

のぼりはやはり、風にはためいてアピールする。
その動きがあってこそのぼりなのです。そこでこの処理があるのです。

 

ですが、のぼり旗は四六時中屋外に設置されているので、
雨や風、建物との接触など、 布にとっては常に厳しい条件に
さらされています。

 

また、風にはためくような柔らかい素材を使用していることもあり
摩耗が激しいです。

柔らかい素材

こうしたのぼり旗の素材の特性を理解して、のぼり旗は消耗品として
考えられています。

 

しかし、使用条件によっては、さらに摩耗が激しいのも事実。
ほんの数ヶ月しかもたないということも決して珍しいことではありません。

 

そこで、傷みやすい布端の部分を強化するためにも端を織り込んで
縫う方法もあります。

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